世界のトイレから

海外旅行に行く際、必ずその国の言葉で言えるようにしておくフレーズは、「トイレどこですか?」デス。「これ、まけてください。」よりも、大切だと思うのは私だけでしょうか?
日本はちょっと入れるトイレが、街中ならそれこそ沢山あるし、そこそこ綺麗で、何より、無料で使う事ができる、というのが素晴らしい!帰国するといつも思いマス。
海外だと、面倒だったりするしね。
が、しかし、面白い出来事に遭遇する率は、海外のトイレの方が高い! 以下、印象に残っている海外のトイレ話を、ちょこちょこと。

1 「long trip」事件
ロンドンのヒースロー空港での話。
「トイレ行ってくる。」と、夫のもとを離れて探したところ、「トイレはこちら」とプリントされた張り紙が。その指示通り進むのだけど、いっこうにたどり着けない! スロープを降り、エレベーターでも降りて、通路を歩く。確かに、行く先々に『トイレはこちら」の張り紙があるので間違ってはいないのだろうけど、だんだんと不安に。
「もしかして、地下帝国につながってる?地底人の罠?」などとアホな考えが浮かぶ。しかも、途中からやはりトイレをさがしているふうの、白人のお兄さんと二人っきりになった。すれ違う人もいないなか、薄暗い通路を、二人で黙々と探して歩く。
で、延々歩いて、やっとトイレにたどり着いた。お兄さんもほっとしたのか「Long trip!」と笑っていた。
個室に入って思い返す。「あれ、最初にエレベーター使ったっけ?出て・・・右に行って、左?」とだんだん不安に。「戻る為の張り紙はあった?トイレ探して空港で迷子なんて、シャレにならないよ。」と思いながら通路に出た・・・、ら、あらら、お兄さん!!、が待っていた。
彼も不安だったのか?(笑)帰りはかなりリラックスして、話しながら戻った。
夫をみつけた時は、ホッとした。夫もあまりにも帰ってこないので、心配したらしい。それにしても遠かった。工事でもあってたのだろうか?

2 「私は日本人です!」事件
シンガポールのチャンギ空港での話。
深夜0時過ぎの飛行機に乗るので、搭乗する前に、トイレに顔を洗いに行った。ざぶざぶと洗って、顔を上げたら、隣の人と鏡越しに目が合った。アジア人のおばさんで、ジーッとこっちをみている。「なんだろ〜。」と思いつつ、ニコっと笑いかけた瞬間、おばさんが何か中国語で叫んだ。
びっくりしている私の腕を、おばさんはむんずとつかみ、さらに大きな声でトイレの個室に向かってなにか叫ぶ。すると、個室のドアが一斉に開いて、同じようなおばさんたちがワラワラとでてきて、私のまわりに集まってきた。皆口々に私の話しかけながら、手をとったり、腕をバシバシとたたいたりする。怖くはないけど、事態がのみこめない私は、パニックの中、とっさに思いだした中国語を叫んだ。「我是日本人!!(私は、日本人です!!)」
大学の特、中国語を選択していたけど、複雑なフレーズは全然覚えていない。でも、「使うことあるのかな?」と思っていた基本的な言葉が、こんな時に役に立つとは。教授、疑ってゴメンナサイ。
私がそう言った瞬間、おばさんたちは皆、固まった。表情は「え。マジ?」って感じ。私はコクコクとうなずいて肯定する。一人のおばさんが、何か言って、やっと皆、離れてくれた。でもあきらかにすんごく疑っている感じで、首をかしげながら納得いかない様子。でも、最後には、出て行ってくれた。
ほっとして周りを見ると、一部始終をみていたらしい、インド人の女性が一人。苦笑いしながらこっちを見ていたので、私も笑いかえした。
どこに行っても中国人に間違われる私。誰かに似ていたのか?勘弁して欲しい。

                          続く・・・
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by privatecafe | 2008-06-04 19:46 | TRAVEL