私たちだったかもしれない(11月7日)

a0007078_1674477.jpgパッチリ、目が覚めた。厚いカーテンにもかかわらず光がうっすらと漏れ、熱がジリジリしているのがわかる。それを、サッと開けると、外はピカピカの晴天。あまりにも眩しいので「寝過ごした?」って思って腕時計を見ると、まだ8時前。

a0007078_1683861.jpgシャワーを浴びて、街に出る。昨日は夜着いたので、庭の様子がわからなかったけど、フルーツがなり、ショッキングピンクの花々が咲き乱れている。

a0007078_1691744.jpgいたるところに置かれた石像にも、花が飾ってあって、宗教的な意味はわからないけれど、ステキ!

a0007078_1610026.jpg
壁のむこうから、インドネシアの楽器を演奏する音が聴こえてくる。朝のお供え物をする人の姿も、チラホラ。店に入り、ナシゴレンを2つ注文。夫はバリのコーヒー、私はマンゴージュースを頼んだ。南国のフルーツジュースは、味が濃くて美味しい。ぼんやりと、外をながめ、ゆったりと食べる朝食。大満足で店を出て、大通りを進む。しばらく歩くと、夫が「ああ、ここだね・・・。」って急に立ち止まった。

a0007078_16103719.jpg
2002年10月12日、ここ、バリ島クタで、爆弾テロがあった。ディスコの前で起こったテロによって、多くの一般人が犠牲になった。亡くなった方の中には、日本人の夫婦も含まれる。私たちのように休暇(確か、新婚旅行)を楽しむ為に来たのだ。
当時は、壁が崩れ、車は焼け焦げ、鉄筋がむき出しのひどい状態だったようだけど、今は、犠牲者の名が刻まれた慰霊碑が建てられ、整備されている。真っ白な慰霊碑の周りは、楽園バリの熱い日差しのなか、そこだけ妙に静かで、かえって、人々の怒りが伝わってくるようだ。私と夫も、帽子を脱いで、頭を下げた。
周辺にめぐらされた布には、ここを訪れた人々のメッセージが書き込まれている。それを見ながらテロリストに対して思った。「たとえどんな信念があっても、人の幸せや、命を奪う理由には、ならないんじゃないの?ねえ、そんな事して、何か変わった?」

a0007078_16113795.jpg思った以上に日差しが強い。ちょっとフラフラしながら(笑)、コテージに戻る。少し休憩して、水着に着替えプールへ。こじんまりしたプールだけど、結構のんびりできた。

a0007078_1612787.jpg 夫は、ビンタンビールを頼んで、ご満悦。私は、雑誌を読んだり、カクテルを飲んだり。暑くなると、水に入って、ゆらゆら。今、生きていて、こんな至福の時が過ごせるなんて・・・、本当に、幸せだ。

[PR]

by privatecafe | 2004-11-18 16:13 | TRAVEL